「女性は安い店での食事を嫌う」と思っていませんか?
婚活におけるデート戦術として、少し値の張るお店で食事をしている男性は多いです。ぼく自身もこの考え方だったので、安っぽいお店は避けてきました。
分かりやすく言うと、吉野家にデートで女性を連れて行かないとかですね。「当たり前のことだから分かってるよw」と男性は言うかもしれませんがw
女性も吉野家を始めとした安っぽい定食屋には入らないですよね。
しかし「吉野家が安っぽいから」といった理由では無いんです。ここに女性をデートに誘う際に選ぶお店のヒントが出ています。
お店選びの極意として、実際に婚活で女性に聞いた話などをまとめてみます。
これを読むと、吉野家だろうと安っぽいお店だろうと女性が行きたくなるお店のポイントが分かります。
女性は飲食店を「食べるだけの場」にしたくない
そもそも女性は食事デートに求めていることが「おいしい物」だけでは無かったりするんですね。一緒に行く相手と話したり、店内の雰囲気を楽しむという目的があります。
ぼくみたいに、「安くて美味ければ問題ないぜー」というのは男性的な考えの典型。
喋らず食べたいものをガツガツ食べて、安く済めば目的を果たして満足。これが男性です。
逆に女性は、美味しい物を食べたい気持ちはあれど周りにしゃべる人は欲しいんですね。
「一人じゃいけない」という女性が多いのも、こういった喋る相手もおらず一人でいるのが微妙という考えがあるから。
男性の飲食目的
- 美味しい物を安く食べる
女性の飲食目的
- 美味しい物を食べる
- お喋りしたり雰囲気を楽しみたい
このように、あまり安さを重視していない女性が多く結果的に男性と趣向にずれが生じやすいです。
吉野家などはまさにこれで、美味しいけどお喋りや雰囲気を楽しめる感じは無いですよね?
空いていれば別ですが、食べたらすぐに出ないといけないプレッシャーもあります。
仮に空いていても、店内は静まり返っていますし喋った内容も丸聞こえ。これではデートに使えるという感覚になれないのが女性なんですよね。
さらに、吉野家に限らず安くて美味しい店にありがちな問題が女性を離れさせます。
ファッションの一部を守るという意識
女性は男性と違うという話を書いていますが、持ち物や洋服への愛着も違うんですね。
例えば、オシャレなカフェや飲食店をなぜ女性が好むのか。それには、女性がやってきた時のファッションを守る役割も果たしているから。
- カバンや、荷物を入れるケースが足元に用意されている
- ハンガーが存在して洋服にしわが付かない配慮がある
こういったサービスは女性にとっては当たり前。それなりにお値段が掛かるお店なら、こういったサービスをしない方が難しいのはお分かりかと思います。
男性は持っていたとしても小さなカバンくらいですし、仮に汚れたとしてもそこまで気にしません。だから女性の感覚がわからない。
女性に関していうなら、カバンはブランド物を使っているかもしれませんし、洋服も頑張って買った大事な一品かもしれません。
こういった大事な物を守ってもらえないお店の場合、やはり気になって食事もしづらいのがホンネになるでしょう。
ぼくも女性から言われてみて、吉野家に行かない理由がわかりました。
女性は安い店のデートが嫌では無い。配慮された店に行きたいだけ
こういった事情を考えてあげられると、デートでのお店選びも変わってきます。それにも関わらず、全く女性の事情を考えない男性はどうなるでしょう?
- 「吉野家は安いから嫌なのか!カネのかかる女だな!」
- 「本当においしい料理なのに、定食屋というだけで避けるな!」
などといった完全に男女差を無視した論点で怒り始めるわけです。
そうではなく、女性が普段身につけている物や大事にしている物を含めてデートプランを考えていく必要があるんですね。
結果的に、配慮されたお店というのは高い値段になってしまうのですが。
もちろん吉野家でも足元にモノを入れたり、服をハンガーでかけられるなら意味は違ってきます。
吉野家や定食屋も女性は行きたいと思っている
ちなみに、吉野家や定食屋といった安くておいしいお店に女性は行きたいと思っています。一人じゃダメというのは、述べて来た通りですよね。
これは女性同士でいても同じ感覚になるので、やはり友達と一緒でも入らないことが多いです。
ただ美味しそうだし、一緒に行ける人がいたら興味があるのは事実。そこで男性とのデートなら・・と彼氏に連れられて初挑戦なんてケースがあるんですよ。
実際に定食屋がから揚げで美味しいと有名なら、食べ物への興味として純粋に行きたくなりますからね。
そういう時には、男性が事前に下調べした上でお店の状況を伝えると良いんです。安心してくれますよ。
- 「定食屋でこじんまりしてるけど、荷物を足元に置けるよ」
- 「予約もできるから、事前に電話しておけば並ばなくていいよ」
こんな感じで、少しでもハードルを下げておくことができます。
ぼくの近所にも美味しい中華料理の店があるんですが、婚活で知り合った子が興味を持っていました。そこには安い高いは関係ありません。
女性のデート観を考え、男性がサポートする形で連れて行く。こういった配慮が出来ると、店の値段などには振り回されなくて済みます。
婚活イベントで、「女性も行きやすい美味しい定食屋があるんですよ」と話せるようになると強いですよ(笑)
頑張って婚活を盛り上げて行けるといいですね!